
節電ってぼくにもできる?

電気代やばば・・・しかも家電製品の調子が悪いの・・・そろそろ買い替え時かな?
こんな人のための記事です。
- 子どもにも節電を意識してほしい
- お家でできる節電・省エネを知りたい
早速ですが、節電と省エネの違い、知っていますか?

はい✋電力を節約することです
その通りです!節電は電力の使用量を節約することですよね。
電気は貯めることが難しいため、節電をするためには1日の電気の使用量を減らすだけでなく、ピーク時間帯に集中しないようにする夏季や冬季の特定時間帯の電力を抑えましょうということです。
省エネとは、「省エネルギー」の略で、毎日の生活の中で使っているエネルギーをムダなくして、上手に使うことです。
電気やガス、ガソリンといったエネルギーには限りがあります。なので、省エネが必要なんです。
家電製品別の電力消費割合

資源エネルギー庁によると、家庭における家電製品の一日での電力消費割合は、夏季・冬季ともに第1位:エアコン、第2位:冷蔵庫、第3位:照明で5割以上を占めています。

電気を使いすぎないようにしなくてはいけないのですが、家電製品や冷暖房機器は私たちの暮らしに欠かせないですよね。
家庭部門におけるエネルギーの消費量は、1973年度を100とすると、2018年度は185.6と約2倍に増加していることがわかります。

日本はエネルギー自給率が低い国です。石油・石炭・LNG(天然ガス)といった化石燃料に依存しており、ほとんどが海外に頼っています。

でも、そんなに二酸化炭素を出していないでしょ?

残念なことに世界で5番目に二酸化炭素を出している国なんです
電気をつくるために、発電所で石油や石炭や天然ガスなどの化石燃料を燃やしています。日本の電気などのエネルギーは84.8%が化石燃料で作られているのです。
たくさんの石油や石炭や天然ガスなどを燃やすと、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が発生してしまいます。
そのため節電と省エネは日々の電気代の節約だけでなく、日本全体にとっても大切な取り組みなのです。
買い替え時は「統一省エネラベル」をチェック!
その際、家電量販店でみるべきところは、製品の省エネ情報を表示する「統一省エネラベル」です。以前は5段階の評価区分でしたが、現在は0.1きざみの41段階の多段階評価になりました。
多段階評価になることで、より詳しい性能表示ができるようになりました。年間目安エネルギー料金は、1年間使用した目安電気料金がわかりやすく表示されています。

もっと詳しく買換え効果をチェックしてみたい場合は環境庁の「しんきゅうさん」というサイトでチェックしてみてください。古い家電を新しいものに買換える効果をわかりやすく見せてくれます。
エネルギー消費量の多いエアコン

大型家電は、10年以上前の製品と比較すると、省エネ性能が大きく進化していることがわかります。
最新型のエアコンは10年前のエアコンと比べると約12%省エネ、年間の電気代は2,920円おトクになっています。


僕にできる節電・省エネはあるかな?
できることから始めよう!節電・省エネの工夫
- ドアや窓の開け閉めは少なくする
- レースカーテンなどで日差しをカットする
- 夏はひんやりグッズ(ネッククーラーなど)冬は暖かい素材の服や重ね着などで工夫する
- フィルターの掃除は2週間に1回掃除する
- 扇風機と一緒に使い空気を循環する
- 室外機のまわりに物を置かない
- 夏の設定温度の目安は28℃、冬の目安は20℃と室外と室外の温度差を小さくする

無理のない範囲で室内温度を調整しましょう。夏場はエアコンの室内温度を26℃から2℃上げると、1.6%〜5.4%の節電効果が、フィルターを掃除すると0.6%〜1.9%の節電効果があるといわれています。

みんなが少しずつ意識することで変わります!
10年前と比べると冷蔵庫は省エネが進んでいる!

最新型の冷蔵庫は、10年前の製品と比べて、消費電力は約37~43%も省エネに、年間電気代は、約4,740円~6,090円もおトクになると言われています。

冷蔵庫の調子が悪かったり10年以上使用しているなどで買い替えを検討していたならば、最新の機種に買い替える方が年間5,000円以上電気代も環境にも優しいと言えるでしょう。
冷蔵庫はおうちの中で、24時間、365日稼働していますから、暮らしに合わせて賢く選ぶことで省エネ効果が期待できます。

冷蔵庫が調子悪いの。高いけど、修理よりは買い替えが良さそうね。

高い買い物ですが、節約効果が期待できそうです^ ^
商品の相場を調べるに価格比較サイトの利用するのがおすすめです。
価格.comはショップにこだわりがなく安く買いたい人におすすめの比較サイトです。注目ランキングや人気ランキング、レビューがついており、使いやすいサイトです。
最安値.comはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手のショッピングサイトの価格比較サイトです。大手サイトでの売れ筋ランキングが見れるのでポイントを貯めている人におすすめです。
できることから始めよう!節電・省エネの工夫
- 冷蔵庫の開け閉めは素早く・早く!設定温度は控えめに。夏は中、冬は弱に。
- 冷蔵室は食品を入れすぎないように日頃から整理しておく
- 引き出し式の冷凍室は、スキマなくぎゅうぎゅうにする
- 熱い食品は冷ましてから入れる
さまざまな工夫をすることで1.2%〜1.8%の節電効果が得られます。

よしっ!冷凍室いっぱいにアイスクリーム買ってくる!!
照明器具もLEDに取り替えるだけで変わる

照明は冷蔵庫の次に電気を使います。資源エネルギー庁によると、一般電球から電球形蛍光ランプに取り替えると約2,600円の節約、一般電球から電球形LEDランプに取り替えると約2,790円の節約になると紹介されています。
LED照明は白熱電球や蛍光ランプと比べて長寿命で電気料金も安くなります。

パナソニックのシミュレーションサイトによると、蛍光灯からLEDシーリングライトに取り替えることで、部屋の広さで年間数千円〜10,000円程度安くなりました。
LEDシーリングライトなら調光も調色もでき、とっても便利です。


電気はこまめに消してる(ドヤ)
できることから始めよう!節電・省エネの工夫
- 照明器具の掃除をこまめに行う
- 不要な照明は消す
- リビングや寝室の照明の明るさを下げる
- 長時間使わない時はリモコンではなく、壁のスイッチで消す
必要のない明りはこまめに消しましょう。長時間部屋を空けるときは消した方が経済的です。これにより1.5%〜2.3%の節電効果が得られます。
まとめ
電力消費量はエアコン、冷蔵庫、照明で5割以上を占めており、節電の際にはこれらの省エネが大きなポイントになります。
家族揃ってリビングで過ごし、だれもいない部屋の電気を消したり、エアコンの温度をひかえめにしたりすれば、電気をつくるために石油や天然ガスなどを燃やす量を減らすこともできます。
ちょっとした生活習慣の見直しが省エネ・節電につながります。多くの人が意識することで大きな効果が得られるはずです。
引用:経済産業省資源エネルギー庁「どうやったら節電できる?明日からすぐに役立つ節電・省エネのヒント」経済産業省資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」環境省「2020年 VS 2010年 最新家電と10年前の家電どのくらいおトク?」